思い返せば【TARI TARI】3D作業が始まったのは今から約1年前の事です。
長かったような… 短かったような…
作品にもよりますが、3D作業は基本的にはモデリング作業から入ります。
もちろん、【TARI TARI】もモデリング作業から入りました。
シナリオや絵コンテから、3DL/Oに必要なモデリング数を割り出して貰い、その点数からモデリングスケジュールを引いて行くのですが、本編作業もすぐ始まりますし、場合によっては他作品と作業が被ったりで、始動当時からテンヤワンヤしてましたね…(笑)
3D作業は、作画先行・設定先行・3D先行・3Dシミュレーション・カメラマップ・アタリ出し等、作品やカット内容によって臨機応変に対応していかなければなりません。
3Dスタッフの作業量の調整や、どれが優先でどれを後回しにするのか、どの作業を止めなくてはならないのか。
その判断が本当に大変なプレッシャーで、頭を抱える日々も少なくなく……。
それでも此処まで来れたのは、現場スタッフの皆さんのご理解とご協力のおかげだと思います。それは作品を超えて、スケジュールの調整を取ってくれた他作品の制作スタッフのおかげでもあります。
【TARI TARI】という作品は、そういった全現場スタッフの思いで制作された作品です。
作品を通して、皆さんにその思いが伝わっていたらとても嬉しいです。
もうすぐ最終話!
更に更にっ、お楽しみください!!!
ホリコでした。
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